プロジェクトゲーム 7 盗作がいっぱい
地球の回転とともに月日は流れ、僕の人生もあれこれと流れた。離婚もしたし、自分の所有するマンションを大手不動産屋に騙し取られたり、弁当店経営に手を出して失敗したり、社会の全てが信じられなくなり、やがて貧乏になっていった。
僕が1300円でスマホを手にしたのは、舟戸結愛ちゃんが虐待されて死んだニュースが社会的に問題になっていた頃だ。
そして時々結愛ちゃんの現場に行き弔いの動画をYouTubeで流したりしていた。
そんなある日ふと、YouTubeで自分の昔の作品【プロジェクトゲーム(仮名)】が動画で流れていないか見てみる事にした。
そこには確かに懐かしい【プロジェクトゲーム】の動画を見る事が出来た。
そしてそれを見たのは1回だけだった。何度見てもそこから著作権料が入る筈も無いからだ。
しかし、思い直して【プロジェクトゲーム】を検索しているうちにおかしな事に気づいた。
ダッコ社から著作者の僕に何の断りも無く、あのデザインを無断で流用して電子ゲームを何種類も販売していた事に気づいた
そんな馬鹿な?!と思って暇潰しに何度もYouTubeの動画を確かめたが間違いなく、自分のあのデザインがまるっきり盗作されて商品化されているのは間違い無かった。
一体あのゲームの著作権はどうなっているのか?そもそも著作権とは何か?これを、調べる必要があると思った。
そしてたまたまた立ち寄った図書館に参考になる本を見つけた。それはこれだ↓。
この本の17ページにはこう書かれている。
●著作権はいつ、誰に発生する?
著作権は、著作物が創作されたその時点で発生し、著作物を創作した人に自動的に帰属します。著作権を発生させるために、登録などの特別な手続きは要りません。
これで著作権は間違いなく自分にあると確信した。著作権者の僕のおかげで【プロジェクトゲーム(仮名)】が大ヒットしても僕には何の見返りも無かったが、無断で『 盗用』となると話しは違って来る。これは完全に著作権犯罪で警察問題にすれば、まず家宅捜索が入り、商品1種類につき3億円以下の罰金となっている。
さあこれから実際にこの著作権をどう展開して行くかだが、それをこれから考えて実行するわけだが結果がどうなるかはその時が来るまでわかりません。
おかしな話しと思われるかも知れないが、この現実社会と言うのはそんなもんです。
常識は簡単に裏切られる社会、不動産営業の経験もある僕が大手不動産屋にマンションを騙し取られたのがそのいい例です。
さあ、【プロジェクトゲーム(仮名)】著作権者の僕が勝つか、無断で盗作流用したダッコ社(仮名)が勝つか?明日はどっちだ?