初めてスマホを手にしてみた

僕の名は九条秋来。

 

右を見ても左を見ても通行人は皆スマホを手にしている。

見ていると何かに取り憑かれたようにスマホを指でこすっている。そんな異常事態も毎日見ていると、それが当たり前に感じて来た。

スマホ世界が当たり前で、自分が時代遅れの浦島太郎なんだとメル友の女性には言われていた。

そんなある日、コンビニで1冊の本を見つけた。タイトルは『中卒、借金300万でも年収1億円』著者は原田陽平、それを気分転換に買って読んでみることにした。

 

ページをめくると「マインド」がどうとか書いてある。そして著者が「携帯アフィリエイト」を始めたきっかけ等が書かれていた。

とにかく、その本を1日がかりで読んでみた。ようするに「ネットビジネスをやって稼げ!」というマインド的内容だった。ハウツー的な詳しい内容は書かれて無いので

著者のもう1冊の本『スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!』を本屋で取り寄せてみた。

 

読んでみると「スマホアフィリエイト」で稼ごうと言う内容だった。スマホで稼げる内容かと思ったが、そんな簡単な内容では無かった。

 

まあしかし、そのうちスマホを手に入れてやってみるかと思った。

ある日、ヤマダ電気に行くと、店員に声をかけられた。

「ギャラクシーのスマホが1300円です」

これは安いと思った。とにかくすぐに契約する事にした。機種はGalaxy S6 edgeというやつだ。

 

家に帰り、スマホを見ていると次々とYouTubeの動画が流れて来る。これは面白いと思った。自分でも動画を撮る事にした。

近所の100円ショップに行き、そこで売られている人形を撮影し、すぐにYouTubeにアップした。アップしたそれをスマホで視聴した。タイトルは『客待ち顔のドール達』。

何日かそれをスマホで見ていたが、誰も見ている様子は無い。まあいいかと思い同じシリーズを暇潰しに撮影し、アップしていった。

そのうち、YouTubeから通知が来た。「著作権違反により動画を削除します」どうやら100円ショップで撮影した動画のバックにショップの隣のビデオレンタルショップの曲が流れていて、それが著作権に触れるらしい。

 

これをきっかけに僕は著作権について調べる事にした。

●昔、デザインとゲーム内容の企画をやったあるボードゲームYouTubeで調べるうちにある日、とてつも無い事が起こっている事に気づいた。

なんと有名メーカー2社が、著作権者の僕に何の断りも無く、それを電子ゲームにして何種類も売り出していたんだ。

これには驚いた\(◎o◎)/。この法治国家でそんな事が堂々と行われていたなんて信じられない!

●これについてはまたそのうち書いてみます。ゲーム名は(仮名)で【プロジェクトゲーム】となる予定です。

以上